2026.3.19
コロナ前・コロナ禍・コロナ後のファイナンス活用状況【2026年2月集計版】
コロナ前後のファイナンス実施状況を俯瞰するため、ファイナンス・データベースINDB Funding Eyeを用いて、2017年~2025年のデット発行額・エクイティ募集額・CBの株式転換額を集計し、合計金額が多い順に10位までの金額をグラフ化しました。
折れ線グラフは9年間の合計金額、積み上げ棒グラフは個別企業の各年における金額です。
以下に、これらからわかる情報を簡単にご紹介します。データもダウンロードいただけます。
デット発行額:
1位<ソフトバンクグループ>は10兆円超え
1位の<ソフトバンクグループ>が9年間のうち8年間にわたり発行し10兆円超えで、2位の<武田薬品工業>の2倍以上の資金を調達しました。特に、2025年の<ソフトバンクグループ>は2兆円超えです。
過去、デット調達の常連であった電力会社は3社が参入し、5位に<関西電力>、8位に<九州電力>、9位に<東北電力>となっています。

エクイティ募集額:
1位<日本ペイントホールディングス>は1兆円超え
1位の<日本ペイントホールディングス>が1兆円超えで、2位の<東芝>の2倍近くを募集しました。
エクイティとデット、両方に参入した会社は3社あり、<楽天グループ>は4位(デットは4位)に、<関西電力>は7位(デットは5位)に、<武田薬品工業>は9位(デットは2位)となりました。

CBの株式転換額:
1位<日本製鉄>は約3,000億円
1位の<日本製鉄>が約3,000億円で、2位の<スズキ>の約1.5倍の額を株式転換しました。上位4社は1,000億円以上となりました。
上位10社の転換額の合計は、コロナ前が最も多く4,369億円、コロナ禍が1,971億円、コロナ後が3,676億円となっています。

クライテリア
上場会社、但し金融機関及び公団が民営化し発足した会社を除く。
日付:いずれも暦年で、デットが発行年、エクイティが効力発生年、CB転換が転換年。
期間:コロナ前 2017年~2019年、コロナ禍 2020年~2022年、コロナ後 2023年~2025年。
対象ディール:デットが国内公募SB・国内私募債・海外SB、エクイティが国内CB・海外CB・公募・第三者割当、CB転換が国内CB・海外CB。
データのご案内
当社のファイナンス・データベースでは、デット・ファイナンス及びエクイティ・ファイナンスのデータを長年にわたり収録しています。デットの発行体は事業会社だけでなく日本国、政府機関、地方自治体なども網羅しています。
企業の資本政策分析、ファイナンス戦略の立案に必要な包括的なデータをご提供いたします。
詳細は、『ファイナンスデータベース紹介ページ』をご覧ください。
ご興味ございましたら、こちらの『問合せページ』より。お気軽にお問合せください。
無料でダウンロード
コロナ前後のファイナンス実施状況として、デット発行額・エクイティ募集額・CBの株式転換額を集計しました。2017年~2025年、9年間の合計金額が多い順に10位までの状況をグラフにしており、折れ線グラフは9年間の合計金額、積み上げ棒グラフは個別企業の各年における金額です。