2026.8.21
発行市場レポート【月次版 2026年8月】
ファイナンス・データベースINDB Funding Eyeを用いて作成した「発行市場レポート」の最新号を公開しました。
本レポートは、国内発行市場における資金調達動向を毎月集計・分析しているもので、資金調達状況や主幹事ランキング、第三者割当の動向、自己株式の推移やランキングなどについてまとめています。
金融機関、機関投資家、事業会社のファイナンス担当者など、発行市場の最新動向を把握したい方に幅広くご活用いただけるレポートです。
以下にそのエッセンスをご紹介します。
目次
資金調達状況…全体

- 資金調達は、前年同期比4,738億円増(1.2倍)、前月比2兆272億円増(2.4倍)の3兆4,565億円。
- デット・エクイティ比率は、デット83%、エクイティ17%。
- 新発10年国債利回りは、前月末より0.12%上昇し、2.79%。
資金調達状況…普通社債
- 普通社債の発行額は、前年同期比1,879億円増(1.1倍)、前月比1兆6,053億円増(2.4倍)の2兆7,462億円。
- 7月の発行体ランキング1位のみずほフィナンシャルグループと2位の三菱UFJフィナンシャル・グループは、劣後特約付社債の発行。
資金調達状況…サムライ債
- サムライ債の発行額は、前年同期比612億円増(1.8倍)、前月比420億円増(1.4倍)の1,370億円。
- 発行体ランキング3位の西アフリカ開発銀行は初のサムライ債発行。
資金調達状況…エクイティ
- エクイティの発行額は、前年同期比1,851億円増(1.5倍)、前月比4,383億円増(5.7倍)の5,314億円。
- 7月の発行体ランキングは、1位のARCHIONはグローバル売出案件、2位の川崎重工業は海外CBと海外公募の同時案件。
資金調達状況…新規公開
- IPOの発行額は、前年同期比396億円増(18.4倍)、前月比584億円減(58.2%減)の419億円。
- 7月の発行体ランキング5社中3社(ティアフォー、アイ・グリッド・ソリューションズ、エブリー)は、グローバル市場での実施。
- 7月の発行体ランキング1位のティアフォーは、承認前届出書提出方式の活用。
第三者割当
- 募集総額は、前年同期比1,376億円減(48.8%減)、前月比577億円増(66.6%増)の1,444億円。
- 銘柄数は、新株予約権30件、普通株式27件、CB3件、種類株式3件の計63件。
自己株式…枠設定・取得実施
- 自己株式取得枠設定額は、前年同期比1兆3,617億円増(5.4倍)、前月比1兆4,753億円増(8.5倍)の1兆6,715億円。
- 自己株式取得実施総額は、前年同期比3,544億円増(1.3倍)、前月比5,181億円増(1.4倍)の1兆7,260億円。
- 自己株式取得枠設定額発行体ランキングでは、キオクシアホールディングスが8,000億円の枠設定を公表し、1位。
- 自己株式取得実施総額発行体ランキングでは、セブン&アイ・ホールディングスが4,000億円の取得実施を公表し、1位。
自己株式…処分・消却
- 自己株式処分公表企業数は、前年同期比4社増(1.2%増)、前月比183社減(34.8%減)の343社。
- 自己株式消却公表企業数は、前年同期比11社増(50.0%増)、前月比13社増(65.0%増)の33社。