資料請求 お問い合わせ
アイ・エヌ情報センターインサイト経済指標【2026年3月最新】石油備蓄日数は248日 原油輸入の中東依存度は95.1%(石油統計速報5年間推移データ分析)

2026.3.31

【2026年3月最新】石油備蓄日数は248日 原油輸入の中東依存度は95.1%(石油統計速報5年間推移データ分析)

石油備蓄の現況・石油統計速報 時系列データ

(2026年3月公表)

資源エネルギー庁が公表している「石油備蓄の現況」と「石油統計速報」につき、データからからわかる動向・特徴についてご紹介します。
また当社が提供する経済統計データベースサービス INDB Accelから取得した過去5年(60カ月)分のデータも掲載しておりますので、あわせてご利用ください。


2026年1月末時点の石油備蓄日数は248日

資源エネルギー庁が2026年1月末時点の石油備蓄の現況を公表しました。

2026年1月末時点の石油備蓄日数は248日(内訳:国家備蓄146日、民間備蓄96日、産油国共同備蓄6日)で、前月から6日減少しました。2023年2月に記録した224日を底に、少しずつ回復していき、2024年7月から19カ月連続で240日以上の備蓄日数となっています。
また、石油製品の貯蓄量は、合計で7,006万㎘(内訳:国家備蓄4,111万㎘、民間備蓄2,714万㎘、産油国共同備蓄181万㎘)となりました。5年前の2021年1月と比較すると、石油製品全体に占める国家備蓄の割合は60.3%→58.7%と小幅に減少していますが、民間備蓄の割合は36.8%→38.7%と増加していることがわかります。

 
政府は、中東情勢悪化による原油価格の高騰に対応するため、石油備蓄の放出を決定しました。
本データは、2026年1月末時点のデータのため、今回の石油備蓄放出によるデータ変動は2026年5月公表データにて反映される予定です。

石油備蓄日数の推移グラフ

原油輸入の中東依存度は95.1%の高水準|主要輸入国の構成比と直近の変動

原油輸入上位3か国の推移グラフ

資源エネルギー庁が公表している2026年1月の石油統計速報では、原油の総輸入量に対して、中東からの輸入量が95.1%と高い水準です。

石油統計速報から総輸入量と原油輸入上位3か国について、読み取れる内容をまとめました。

輸入総量:前年比-7.9%と減少傾向

輸入総量は12,133,945㎘(前年比-7.9%)となりました。前月の2025年12月は14,731,755㎘と、直近5年で最も高い水準でしたが、2026年1月はそこから17.6%減となりました。また、前年同月の2025年1月(13,173,054㎘)も下回っており、前月比・前年同月比のいずれでも減少となっています。

サウジアラビア:全体輸入量の50%以上を占める結果

サウジアラビアは6,567,960㎘(前年比+21.7%)となりました。前月(6,668,780㎘)に次ぐ過去5年間で2番目に高い数値を記録し、全体輸入量の54.1%を占める結果となり、同国への高い依存状態が継続していることがわかります。

アラブ首長国連邦:前年比-26.0%と大幅に下落も、30%以上の依存

アラブ首長国連邦は4,147,584㎘(前年比-26.0%)となりました。過去最多の2022年9月(5,913,172㎘)と比較して約3割減と下落傾向にありますが、依然として全体の34.2%を占めており、同国への高い依存がうかがえます。

クウェート:前年比-41.3%の大幅減、前月からも半減近く落ち込む

クウェートは452,353㎘(前年比-41.3%)となりました。直近の前月である2025年12月(891,425㎘)から約49%減と急激に落ち込んでおり、前年同月(770,431㎘)と比較しても大幅なマイナスを記録しています。2024年以降は1,000,000㎘の大台を割り込む月が常態化しており、減少基調がより鮮明となっています。

 
輸入総量に対して、サウジアラビアとアラブ首長国連邦の2カ国で全体の約88.3%を占めており、中東の主要2カ国への極めて高い依存状態が継続していることがうかがえる結果となりました。

石油統計速報および石油備蓄の現況|国内供給安定化に向けた重要指標

「石油備蓄の現況」とは、資源エネルギー庁が公表している、国家備蓄・民間備蓄・産油国共同備蓄の3つの備蓄方法における保有量と備蓄日数を示す統計です。国内の石油供給安定性と対外有事対応の備えを可視化する重要なデータです。
「石油統計速報」とは、資源エネルギー庁が原油の輸入国別データや、石油製品生産・在庫及び半製品在庫を調査し、翌月末に公表している統計です。原油輸入明細から中東依存度などの数値が公表されています。

当社では、このデータを1985年よりデータベース化し、時系列データとして簡単にご利用いただけるよう提供しております。
(今回紹介したデータの一部は下記よりダウンロードいただけます。)
 

経済統計データベース「INDB Accel」の導入効果:4つのメリットによるデータ収集・分析業務の効率化

本記事でご紹介した分析は、当社が提供する経済統計データベース『INDB Accel』を活用して作成しました。
INDB Accelを利用することで、データ収集・整形に費やしていた労働集約的な作業時間が大幅に削減され、本来注力すべき分析や仮説検証といった知的創造活動に集中することが可能です。以下では、INDB Accelがもたらす主なメリットをご紹介します。
 
【INDB Accel利用の主なメリット】


1. 常に最新のデータを手元に:更新作業から解放

一度作成した分析表(Excelシート)は、更新ボタンひと押しで最新データに更新可能です。データ公表サイトへの定期的な訪問、ダウンロード、手動での転記といった手作業による煩雑な作業やそれに伴うヒューマンエラーが発生しません。新しいデータが公開されたかどうかの確認も容易になり、常に最新の状況に基づいた意思決定を支援します。

2. 複数ソースのデータもシームレスに統合

高度なデータ分析には、複数の公表元からのデータ連携が不可欠です。しかし、個別のサイトを訪問し、それぞれ異なる形式のデータを取得・整形する作業は多大な手間と時間を要します。INDB Accelは、多岐にわたる統計データを統一された形式で一括取得できるため、データ統合の労力を劇的に軽減し、より多角的な分析を実現します。

3. 利用条件が明確で安心なデータ運用

公表されている統計データは、出典元ごとに利用条件が異なり、確認に時間と労力がかかるケースが少なくありません。INDB Accelでは、提供する全てのデータに一律で明確な利用条件を設定しており、安心してビジネスにご活用いただけます。コンプライアンス面でも安心なデータ運用をサポートします。

4. 深掘り分析を可能にする豊富な過去データ

多くの公表サイトでは、データ公開期間が直近数年間に限定されていることが一般的です。INDB Accelは、数十年にわたる長期時系列データも豊富に収録しており、これにより、過去のトレンド分析や長期的な影響評価など、より深度のある分析が可能になります。企業の変遷や社会情勢との関連性も詳細に検証できるため、より確かな知見を得られます。


 

INDB Accelにご興味をお持ちの方へ

データ分析業務の効率化と高度化を、『INDB Accel』が強力にサポートいたします。
INDB Accelの詳細な機能や具体的な導入事例、無料トライアルのお申し込みや詳しい資料請求については、お問い合わせフォームより、お気軽にご連絡ください。

【2026年3月最新】石油備蓄日数は248日 原油輸入の中東依存度は95.1%(石油統計速報5年間推移データ分析) - 資料イメージ

無料でダウンロード

経済統計データベースに収録されている「石油備蓄の現況」及び「石油統計速報」に関する直近5年分(60カ月)のデータです。

資料請求・お問い合わせ

CONTACT

電話でのお問合せ

03-5281-1097

受付時間:平日(月〜金)9:00〜17:00
※土日・祝日・年末年始(12/30~1/3)を除きます。

お問い合わせフォーム

担当者から、メールまたはお電話にて
ご連絡いたします。

お問い合わせ