2026.10.14
発行市場レポート月次版(2026年10月)
ファイナンス・データベースINDB Funding Eyeを用いて作成した「発行市場レポート」の最新号を公開しました。
本レポートは、国内発行市場における資金調達動向を毎月集計・分析しているもので、資金調達状況や主幹事ランキング、第三者割当の動向、自己株式の推移やランキングなどについてまとめています。
金融機関、機関投資家、事業会社のファイナンス担当者など、発行市場の最新動向を把握したい方に幅広くご活用いただけるレポートです。
以下にそのエッセンスをご紹介します。
目次
資金調達状況…全体

- 資金調達は、前年同期比1兆2,849億円増(2.0倍)、前月比1兆46億円増(1.7倍)の2兆5,445億円。
- デット・エクイティ比率は、デット83%、エクイティ17%。
- 新発10年国債利回りは、前月末より0.11%上昇し、3.05%。
資金調達状況…普通社債
- 普通社債の発行額は、前年同期比1兆3,499億円増(2.9倍)、前月比9,307億円増(1.8倍)の2兆689億円。
- 9月の発行体ランキング1位のソフトバンクグループは、1兆円の個人向け社債発行。
2位の住友林業、3位の三菱UFJフィナンシャル・グループは、劣後特約付社債の発行。
資金調達状況…サムライ債
- サムライ債の発行額は、前年同期比676億円減(55.5%減)、前月比2,285億円減(80.8%減)の543億円。
資金調達状況…エクイティ
- エクイティの発行額は、前年同期比160億円増(1.0倍)、前月比2,563億円増(3.2倍)の3,752億円。
- 9月の発行体ランキング1位の清水建設、4位の神戸物産、5位のニチコンは、海外CBの発行。
2位のリンテック、3位の日本空港ビルデングは、売出単独のグローバル案件。
資金調達状況…新規公開
- IPOの発行額は、前年同期比134億円減(22.5%減)の461億円。
第三者割当
- 募集総額は、前年同期比423億円減(47.6%減)、前月比4,582億円減(90.8%減)の465億円。
- 銘柄数は、普通株式15件、新株予約権12件、種類株式4件、CB1件の計32件。
自己株式…枠設定・取得実施
- 自己株式取得枠設定額は、前年同期比1,696億円減(51.8%減)、前月比2兆3,188億円減(93.6%減)の1,577億円。
- 自己株式取得実施総額は、前年同期比2,278億円減(14.0%減)、前月比1兆2,617億円減(47.5%減)の1兆3,949億円。
- 自己株式取得枠設定額発行体ランキングでは、アシックスが700億円の枠設定を公表し、1位。
- 自己株式取得実施総額発行体ランキングでは、みずほフィナンシャルグループが1,286億円の取得実施を公表し、1位。
自己株式…処分・消却
- 自己株式処分公表企業数は、前年同期比2社減(2.7%減)、前月比43社減(37.4%減)の72社。
- 自己株式消却公表企業数は、前年同期比8社減(34.8%減)、前月比38社減(71.7%減)の15社。